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2013年12月4日水曜日

CuBox|SolidRun


CuBox:LinuxやAndroidをインストールできるローコスト小型PC

イスラエルのSolidRunから新世代のキューブ型マイクロマシンがやってきた。1辺5cmで、重量は100gに満たない。メディアセンターにしたり、TVをスマートTVにするのに利用できる。値段は約45ドルから。

 



イスラエルからはいつも興味深いものがやってくる。例えば、SolidRunCuBoxと名付けられたミニコンピューターの新シリーズがそうだ。これは2011年に発売した製品のアップデート版で、現在、CuBox-i1、i2、i2Ultra、i4Proの4つの新しいヴァージョンが予約注文できる。

色は黒と赤から選択できる。キューブ型の小型マシンで(1辺5cm、重量は100g以下)、値段が安くさまざまなことができる。何よりもまず、 Android Jelly BeanとLinuxの主要ディストリビューション(Ubuntu、Fedora、Arc Linux、Gentoo、Xilkaなど)のどちらも稼働させることができる。

Cortex-A9プロセッサー1GHzを基にしたFreescale i.MX6 Single、Dual、Quadを搭載しているが、基本モデルのメインメモリーは512MBからとなる。このことは、このマイクロスターションの可能性をいくらか狭めている。

CuBox-iでどんなことができるだろうか? 例えば、Androidを使ってテレビをスマートTVに改造するためにこれを利用する。ただし、広く普及しているUSBメモリー型のAndroidミニPCよりは格段に優れているが、決して高性能というわけではない。また、XBMCを用いてゲーム機やスマートフォン、タブレットに接続して、これをメディアセンターとして家庭向けエンターテインメント用の小さなハブに変える。

さらに、もし家のインテリジェントな機器と接続したいと思わないなら、もっと単純に携帯可能な小型コンピューターとして利用する。HDMIポートからギガ ビットイーサネット、2つのUSBポート、赤外線レシーヴァーまで欠けているものは何もない。残念なのは、最初の2つのモデルでは無線LANと Bluetoothがオプションで(+15ドル)、高価なモデルのみに内蔵されることだ。

スペックは、ヴァージョンが上がるとともにアップする。例えばCuBox-i1、i2は3D GPUがVivante GC880で、i2Ultraとi4ProはGC2000となっている。OpenGL|ES 1.1/2.0のグラフィックカードで、1,080pのHD動画の再生が可能だ。ちなみにコーデックは最初からインストールされていて、どのフォーマット の動画も読み込むことができる。

最高モデルは最も魅力的な性能を揃えている。メインメモリーは2GBでクアッドコアのCPUを搭載し、microSDからmicorUSBまですべてサ ポートする。ただし、内部記録装置はもたない。このためmicroSDを用いる必要があるが(4GBのものが1枚付いてくる)、好きなOSをプリインス トールするか、オープンソース版かSDK付きかなどを選んで、さまざまな用途にカスタマイズして注文することができる。

価格と消費電力の少なさを考えれば、これは買いだろう。


どこで買える?:Cubox-i.com
値段はいくら?:44.99ドル(CuBox-i1)〜119.99ドル(CuBox-i4Pro)



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